H26年11月15日(土) 「認知症看護研修会」
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会場 とかちプラザ 参加者 34名 内容 講義 「認知症の理解」「認知症看護の実際」 講師 特定医療法人北仁会 旭山病院
看護師長 南 敦司 先生 - 研修内容に関して、アンケート結果からもわかりやすかったという意見も多く、具体的な話でイメージが持ちやすかった、講義内容にどんどん引き込まれていく自分がいる、といった感想が聞かれました。臨床に即した形でとても役立つ、明日からの活力につながったといった感想も聞かれています。
道東方面の研修に関しては、講師・参加者ともに距離的な移動の面から困難と感じている部分があります。しかし、研修を受け、吸収し実践に活かしていきたいという前向きな意見が多く、今後の研修は継続していきたいと考えています。
H26年11月1日(土) 「精神科薬物療法を学ぶ研修会」
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会場 社会医療法人 函館渡辺病院 参加者 41名 内容 講義 「精神科薬物療法の基本」「精神科薬物療法の実際」 講師 埼玉医科大学保健医療学部看護学科精神看護学
准教授 辻脇 邦彦 先生 - 講義への基本内容、実際については9割の参加者から満足という結果を得ています。内容については少し難しいと感じた参加者の中、臨床の立場での深い理解につながっていくことと感じています。今回の研修を受ける過程で、いろいろな思いがはっきりと形作られ、今後の良い看護につながっていくことと思います。
H26年10月25日(土) 「精神科における看護倫理の研修会」
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会場 札幌市民ホール 参加者 66名 内容 講義 「精神看護倫理の基本」「精神看護倫理の実際と事例検討」 講師 東京女子医科大学看護学部 学部長
精神看護学教授 田中 美恵子 先生 - 今回のアンケート結果では、「看護倫理の基本」で25%がどちらといえば分かりにくかった、10%がどちらかといえば役立たないと評価されています。また「実際と事例検討」についても約20%でどちらかといえば分かりにくかったと評価されています。全体的に捉えても「どちらかといえば」に多く集中した中間的な評価となりました。
前年度、多くの方に『事例検討を。』といった要望、倫理に興味を持って参加された方の中には『GWを行って解決方法を習得したい。』と言う意見から、実施と事例検討を行っていますが、若干名が午後から退席されていました。しかし、グループワークの実際では、意見交換が活発に行われていたと評価していま す。
今後については、要望のあるグループワークや意見交換といった『場』の提供は必要と感じています。
また、それに伴った講義内容についての検討が必要であると考えます。
H26年10月11日(土) 「看護研究発表会」
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会場 札幌医師会館 参加者 80名 内容 講義 「精神科入院患者への認知行動療法」 講師 あいち保険管理センター
所長 三上 勇気 先生 - 午前の講義について、「学べた。」「わかりやすかった。」といった意見が多く評価されていました。非常にわかりやすかったという意見から、半日ではなく一日を通しての講義希望があります。わかりやすい例が、体験を含め理解を深めることになったという意見も聞かれています。午後からの研究発表会では各参加者が自己の職場や患者様に照らし合わせるなどで参考になるといった意見もありました。さらなる研究への取り組みへと繋がって欲しいと感じました。
今回、一会場ですべての看護研究を発表していただくには、研究論文数の兼ね合いもあるため、今後の検討の一つとさせていただきたいと考えています。また、研究発表者及び関係者の皆様におかれましては、お疲れ様でした。
H26年10月4日(土) 「家族サポート研修会」
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会場 札幌ホテルノースシティ 参加者 58名 内容 講義 「家族サポート −家族へのアプローチを考える−」 講師 ソーシャルスキルトレーナー/SSTリーダー
高森 信子 先生 - アンケートの評価は全体的に高く、期待度、満足度ともに好評でした。講師に対する感謝の言葉も聞かれています。午前は、事例を交えながらのサポートの中で「ともに雨に濡れる。」という言葉が印象的でした。午後のグループワークでは、実際に家族、患者、スタッフ役を演じ、それを褒める役割の中で正のフィードバックが出来ており充実した内容になっていたと感じました。また、今後の継続の希望もあるため次回に向けた検討が必要と考えています。
H26年9月20日(土) 「服薬コンコーダンスを学ぶ研修会」
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会場 釧路市生涯学習センター(まなぼっと幣舞) 参加者 16名 内容 講義 「服薬コンコーダンススキルの概念理解」 講師 医療法人知徳会 未来の風せいわ病院
これからの暮らし支援部 副部長 安保 寛明 先生 - 参加者が少人数でありましたが、楽しく・わかりやすく講義を進めていただき、アンケートでも高い満足を頂いております。今回の開催地に当たっては、ブロック担当者と検討し釧路開催を決定しましたが、講習生が少ない状況になったのは遺憾に思います。また、釧路方面での宣伝が十分でなかった可能性も感じております。今後の開催について、講師においても札幌と他の地区での開催の希望があるため、次年度も地方での開催を検討させていただきます。
H26年8月30日(土) 「統合失調症研修会」
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会場 札幌医療リハビリ専門学校 参加者 138名 内容 講義 「統合失調症の基礎」 講師 医療法人五風会 さっぽろ香雪病院
診療部長 増井 拓哉 先生講義 「統合失調症の看護」 講師 医療法人五風会 さっぽろ香雪病院
副看護部長 角田 英幸 先生 - 今回の研修は、募集人数を超えた多数の方に参加いただいたことで、研修内容に対しての関心の高さを感じました。講義の内容に対しての理解度や研修会の期待・満足度は90%を超えていて「わかりやすかった」「勉強になった」などの記載も多かった反面、音量・資料などの「準備の不備」を感じていた参加者が多くいたことが伺えます。日程や研修会場は概ね「よかった」と評価されているため、同会場へのアクセス面は高評と考えます。
研修テーマとしては、関心も高く次年度も継続開催の方向ですが、疾患の基礎知識・看護の基本・急性期、慢性期の看護・退院支援・地域生活へのサポート・外来での対応など、様々な要望が出ています。このことから、今後は初心者対象からステップアップし、各段階に分けて内容を絞り込む等、検討の必要性があることを感じました。今回、指摘のあった「準備の不備」に関しては状況を確認し、改善していきます。
H26年7月26日(土) 「訪問看護研修会」
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会場 札幌医療リハビリ専門学校 参加者 78名 内容 講義 「訪問看護の技術とアセスメント」
「アウトリーチの実際」講師 聖路加看護大学 精神看護学
教授 萱間 真美 先生 - 訪問看護の研修会を毎年行ってきた中で、今回はバイオ・サイコ・ソーシャルモデルを用いたアセスメントの実際の講義、参加者と事例提供者、講師とのディスカッションが行われました。病棟勤務の参加者や、訪問看護から臨床の場に異動された参加者など、様々な立場から意見が出され活発なディスカッションとなっています。講義内容についての評価は高く、期待度・満足度も高い結果になりました。今後についても、継続の必要性は高いと思われますが、アンケートの意見からも初心者・経験者向けの研修など講義の内容検討とともに、十分に吟味していく必要があると考えます。
H26年7月12日(土) 「発達障害を理解する研修会」
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会場 旭川トーヨーホテル 参加者 69名 内容 講義 「発達障害圏の疾患について」 講師 医療法人北仁会 旭山病院 精神保健指定医、精神科専門医
橋本 省吾 先生講義 「発達障害圏の看護について」 講師 札幌市児童心療センター看護課 看護係長
内海 睦 先生 - 午前・午後の講義について、アンケート結果からは期待度、また満足度において約9割を占める受講者から期待していた、満足したという評価を得られました。「自分の看護の自信につながる」といった感想からも、今後に役立てる内容であったと感じております。
H26年6月28日(土) 「毎日行うCVPPP研修会」
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会場 札幌ホテルノースシティ 参加者 105名 内容 講義 「医療における暴力とその要因」
「リスクアセスメントと対処法の実際」講師 独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター病院
杉山 茂 先生 - CVPPPの研修会は支部としては初めての取り組みでしたが、募集を上回る多くの方に参加していただきました。講義内容は、座学を中心に経験談や映像を取り入れながら講義が進みました。また、トレーナーが参加されていたことでデモンストレーションもあり、実際の手技の一部を感じ取ることができました。評価は高く、実際に役立つといった回答が多く聞かれています。期待度、満足度も共に高く、参加者にとっては非常に充実感のある研修会であったと評価しています。本研修への関心度が高いことから、継続の必要性を感じ、次年度はアンケートの結果をふまえつつ、開催時間等も検討していきます。
H26年6月14日(土) 「精神科初心者研修会」
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会場 社会医療法人 函館渡辺病院 参加者 28名 内容 講義 「精神科看護の基本」
「これからの精神科看護に求められること」講師 特定医療法人北仁会 旭山病院
看護部長 齋藤 香奈恵 先生 - 今回、研修会前日の豪雨で札幌−函館間JR全線不通の影響があり、参加予定者7名のキャンセルがあったことは残念な結果でした。講義内容では「精神とは」「精神を病む人とは」といった精神科看護を展開していくうえで捉えておきたい基本概念から理解できるような研修でした。閉鎖病棟で施錠する意味、やむを得ず行動制限しなければならないことを自覚する大切さに加え、精神科看護師の心得もわかりやすく盛り込まれていました。初めが肝心ということもあり、今後も精神科ビギナー対象の教育として次年度にも継続していくべきと考えています。
H26年5月10日(日) 「うつ病を理解する研修会」
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会場 滝川文化センター 参加者 45名 内容 講義 「うつ病の基本的理解」「うつ病の看護の実際、リハビリテーション」 講師 (株)ここから 村本 好孝 先生 -
うつ病に関して、メランコリータイプと非定型うつ病との比較や特徴、認知症との鑑別診断の難しさなど、現場に即したわかりやすい内容でした。リハビリテーションの概念から認知行動療法の理論をもとに5コラム法の演習も取り入れて実践に活用できる研修であったと考えます。また、うつ病だけに特化せず、精神障害者への様々な援助技法として「当事者研究」の考え方にも理解が深められる内容であったと感じました。
今後は道東ブロックでの開催を含め、来年度への継続を検討していきたいと考えます。
H26年5月16日(金)〜17日(土) 「看護研究研修会」
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会場 札幌医療リハビリ専門学校 参加者 51名 内容 講義 「精神科臨床ですすめる看護研究の意義と目的」
「具体的な研究方法とまとめ方」講師 札幌医科大学保健医療学部看護学科
准教授 澤田 いずみ 先生 -
昨年度に引き続き、1日半のボリュームがある研修会で、アンケートでも高評を頂いています。内容的には昨年とほぼ同様でしたが、講師の例えがわかりやすく、事例も織り交ぜた内容は理解しやすかったものと感じています。参加者にとっては満足度の高い評価になっていました。
また、論文の書き方、文献のクリティークの仕方など、更に深く各論を望む声と、検定の活用や講義で用いられる用語自体が難しかったという感想がありました。今後は、看護研究の基礎編、ステップアップ編などに分化することも勘案し、検討していく必要があると考えています。
H26年5月10日(日) 「うつ病を理解する研修会」
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会場 滝川文化センター 参加者 45名 内容 講義 「うつ病の基本的理解」「うつ病の看護の実際、リハビリテーション」 講師 (株)ここから 村本 好孝 先生 -
うつ病に関して、メランコリータイプと非定型うつ病との比較や特徴、認知症との鑑別診断の難しさなど、現場に即したわかりやすい内容でした。リハビリテーションの概念から認知行動療法の理論をもとに5コラム法の演習も取り入れて実践に活用できる研修であったと考えます。また、うつ病だけに特化せず、精神障害者への様々な援助技法として「当事者研究」の考え方にも理解が深められる内容であったと感じました。
今後は道東ブロックでの開催を含め、来年度への継続を検討していきたいと考えます。
H26年4月27日(日) 「管理者研修会」
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会場 札幌ホテルノースティ 2F 参加者 74名 内容 講義 「人材育成」「マネジメント」 講師 一般社団法人 仁明会 精神衛生研究所 副所長
(一社)日本精神科看護協会 副会長 大塚 恒子 先生 -
研修内容は、分かりやすさ・活用度・満足度ともに高い評価を受けました。意見・感想の中には「難しい内容でしたが、分かりやすい説明だった。」「少しでも実践していきたい。」などが聞かれ、受講された参加者にとっての今後の取り組みの中に活かされていくものと思います。道央ブロックのみならず、各ブロックからも多く参加されたことでもあり、関心度の高さが伺えました。次年度も同講師による研修会の継続を検討していきたいと考えます。